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愛を読むひと The Reader
愛を読むひと The Reader


6月19日に公開され記事にしないまま20日ほど経ってしまった。
 
映画は切なく美しくとても素晴らしい内容でした。
予告編で刺激的なシーンが出てきたので躊躇してご覧になっていない方もいらっしゃるのではないかな。

内容はしっかり把握しているつもりではあるのですが、、、昨日からずっとPCの前に向かっているんだけど、もうや~めたと言いたくなるほど書けずにいます。

ネタばれせずにこの映画の感想が何故ススッと書けないか、今少し分かってきたような気がします。
思い返せば返すほど、人の気持ちの機微の奥深さにぶち当たります。汗
この流れになってしまったハンナとマイケルの感情を想うとネタばれなくしてお話するのが難しいのです。
 
原作はベストセラーになったベルンハルト・シュリンクの『朗読者 (新潮文庫)The Reader)』
15歳の少年と21歳年上の女性の一夏の恋で終る筈でした。。

でも人生ってずっと繋がった道なので、ポイントポイントの出来事が単独な訳なんてなく、それが一生を引きずったり、振り返ってみると、そこで人生を変えてしまう程の種を植えていたりするものじゃないですか。


*


愛を読むひと
(↑クリックでYOUTUBEの予告編の別窓がひらきます)


1958年のベルリン。
15歳のマイケル(デビッド・クロス)は学校帰りに具合が悪くなり、通り掛ったハンナ(ケイト・ウィンスレット)に介抱して貰う。
出逢いはいつもこんな些細な事から始まるもの。

花束を持ってお礼に行った21歳年上のハンナの家で深い仲になってしまった二人。
15歳の少年がこの逢瀬を楽しみにしない訳など無く、毎日のようにハンナのもとに通う事になる。

学生だったマイケルに彼の持っていた本を読んで欲しいと頼んだ事が全ての朗読の始まりだった。
ハンナは、マイケルの身振り手振りを沿えて表情豊かに朗読されるストーリーによって世界が広がり、マイケルはハンナによって恋愛の手ほどきを受ける。
コミック、チェーホフの犬を連れた奥さん、ロレンスのチャタレイ夫人の恋人、様々な本が朗読された。


愛を読むひと The Reader 愛を読むひと The Reader



或る日、二人が口論になり、マイケルが愛しているか尋ねるんだけど、ハンナは眉間に皺を寄せて一瞬躊躇する。
間をおいて愛してると告げるのだけれど、彼女には揺らぎがあったんだろう。

朗読が繰り返される蜜月の日々に、突然姿を消したハンナと再開したのは8年後、法科生のゼミの特別授業として訪れたドイツナチの戦犯の法廷。
映画は原作と違い、彼女の人生に於いての戦争に留めているので、敢えてこの時代の戦争色は抑えているようです。
あぁ~、ストーリーに触れるのはもうこの辺でやめときましょう。





DER VORLESER deutscher Trailer AB 26.02.2009 IM KINO!
(↑クリックでYOUTUBEのドイツ語吹き替えの予告編の別窓がひらきます
 これはかなり臨場感が味わえますよ)


第2次世界大戦中に歩んだハンナの薄幸は余りにも大きく、彼女の人生を影へと導いてしまった。
その事が無ければ、感性豊かなハンナは無邪気に明るい素敵な夫人でいたでしょう。

思春期に出逢った女性との恋の顛末を受け止める事なく年月を過ごしてきたマイケルも、ハンナの近況を知らされた事で、朗読の意味する熱い気持ちを取り戻したのかな。。。
 
原作タイトルにもなっているこの『朗読者(The Reader)』
今思い起こすとこれに全てがこめられていたような気がする。

『巡り合う時間たち』でニコール・キッドマンにオスカー像を握らせたスティーブン・ダルドリー監督が再び、81回アカデミー賞でケイト・ウィンスレットに最優秀主演女優賞の栄冠を与えたこの作品。
21歳年上の女性、主人公ハンナのなんとも悲しく切ない人柄が瞳の中にまで表現されていました。


愛を読むひと The Reader


これね、わたしは未だ読んでいないんだけど、原作が素晴らしいようなので、映画をご覧になってから是非本を読まれる事をお薦めします。

降板、起用を数々繰り返した作品ではありますが、素晴らしい映画に完成したと思います。

 
 
愛を読むひと The Reader
2008年 ドイツ・アメリカ合作映画
原作:朗読者(The Reader) ベルンハルト・シュリンク
監督:スティーブン・ダルドリー
製作:アンソニー・ミンゲラ、シドニー・ポラック
脚本:デビッド・ヘア
撮影:クリス・メンゲス、ロジャー・ディーキンス
出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デビッド・クロス、レナ・オリン、ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ララ、カロリーネ・ヘルフルト

←映画『愛を読むひと』公式HP
朗読者 (新潮文庫)



今日もお出で下さいましてありがとうございます。
出来ましたら是非映画館でご覧下さいね。

明日もいらしてくださいね~☆
お待ちしています。  

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